「結婚も入れ歯と同じ論」(笑)歯科医によると、世の中には「入れ歯が合う人」と「合わない人」がいるそうです。合う人は作ってもらった入れ歯が一発で合う。合わない人はいくら作り直しても合わない。自分本来の歯があったときの感覚が「自然」でそれと違う状態は全部「不自然」だから嫌だと言う人は、何度やっても合わない。それに対して「歯がなくなった」という現実を涼しく受け入れた人は「入れ歯」という新しい状況にも自然に適応できる。多少の違和感は許容範囲。あとは自分で工夫して合わせればいい。結婚もある意味「入れ歯」と同じです。自分自身は少しも変わらず自分のままでいて、それにぴったり合う「理想の配偶者」「理想の相手」との出会いを待ち望んでいる人は、たぶん永遠に「ぴったりくる人」に出会う事は出来ないでしょうと内田先生は新聞に書いている。